佐野美術館で今月14日まで開催されていた展覧会、「江戸にあそび、街道をゆく ―北斎・広重競べ―」の関連企画イベント「浮世絵版画の摺り体験をしよう」に13日に行ってきました!
会期最後の週末ということで、美術館駐車場もいっぱいの大盛況。
入り口を入るとすぐロビーに体験スペースがありました。
待ち時間あるかなと思いましたが、運良く一人待ち。一人200円での体験です。
版木は樹脂とアクリル板で作られています。朱、緑、青、紺の4色4枚の版木に分かれていて、簡単に体験できるように、色はスタンプ台になっています。
ローラーでコロコロと版木にインクをつけていきます。
紙の角を印に合わせ慎重にのせたら、馬連で優しくしっかり押さえます。
同じ作業を版木の数だけ繰り返しますが、それぞれの絵がずれないよう紙の角を印に合わせて乗せるのが難しいですね。
人によりますが、5〜10分くらいで4つの摺りを終わって完成する人が多いみたいです。
こちらが完成。
4つの版木の絵が重なっていくのは、難しいですがピタッと行った時の喜びもあります。
昔の年賀状作業を思い出したりしながらちょっと懐かしく思ったりもして。
子供にもできる作業なので、木版画の行程を体験するには気軽に参加出来てすごくお勧めです。
やってみるとみないとでは大違いですね。
この体験の後で見る本物の浮世絵はまた違った見方ができて、浮世絵の魅力も倍増です。
今回のイベントは終了していますが、浮世絵の展覧会の時にはまた登場してくれそうです。
次回に期待!その時はぜひ参加してみてください。
2018/09/25
佐野美術館で、浮世絵の展覧会を開催中です。大阪・和泉市久保惣記念美術館所蔵の名品から、北斎や広重の代表作を中心に約150点を展示しています。(鈴木春信や写楽もありました〜!)メインの展示室では、広重の「東海道五十三次(保永堂版)」と、北斎の「春興五十三駄之内」を比べて鑑賞できるようになってい…