第35回三島市民演劇祭に行ってきました

三島の文化応援プロジェクト事務局

2017年02月20日 08:44

■肩の力を抜いて落語を楽めました
11:00から演じられたのは、シアター万華鏡の『明るく陽気に、哀しく切なく~落語入門Ⅱ~』(堀江辰男 氏 構成・演出)です。シアター万華鏡さんは、県東部を中心に活動するグループで、今回で第89回の公演です。
取材者(ゆきやま)は、三島市で行われる演劇祭をはじめて見せていただきました。
作品は、多くの人が知る落語を楽しめるようになっているとのこと。

話のはじまりは「寿限無(じゅげむ)」。お芝居は、落語の噺(話)がほぼそのままに、巧みに演出されていました。落語のお話は久しぶりなので、実は新鮮で、演劇になっていることによって普段感覚で楽しめました。寿限無のあと、二つの落語を観劇させていただきました。それぞれの落語の合間には、堀江さんと出演者のトークがあり、昔のテレビ番組の話や、長い名前の有名人のお話がとても楽しかったです。
舞台の演出も何度もかわり「舞台準備も大変だったろうな~」と思いました。



■女子高生の演技に圧倒された感じ
お昼ご飯をすませたあと、13:40からの三島南高校演劇部の『ラフスケッチ』を観劇しました。女子高校生のエネルギッシュな演技に圧倒された感じでした。


■演劇って面白い
豊岡市長の激励あいさつにもありましたが、市民のだれもが普段から楽しめることができる、日常的な文化が魅力的だと思います。たくさんの人が関わって、入念に練習されてきた成果を、今回ゆっくりと見せてもらって、普段の日曜日ですが、普段とは少しだけ違った感覚が自分のなかに入り込んできた、豊かな一日となりました。演劇祭に関わった皆様、ありがとうございました。

(ゆきやま)

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