2018年10月17日
三島出身・ヴァイオリニスト 牧野順也さんによる現代音楽レクチャーコンサート
Mishima Contemporary Music Daysという現代音楽祭が2019年4月から5月まで三島市で開催されます。この企画を牽引するのが、三島市出身のヴァイオリニスト・牧野順也さんです。
牧野さんは、2014年よりドイツ・フランクフルトの現代音楽アンサンブル集団「Ensemble Modern」に定期的に在籍する他、ウクライナの首都・キエフで現代音楽祭「Kyiv Contemporary Music Days」を開催するなど、現代音楽の分野で国際的に活躍されています。
2018年8月より、来春の三島での現代音楽祭に向け、市内のさまざまな場所でレクチャーコンサートもスタート。その第三回目が、10月14日(日) 中央町のワインバー・HATERUMAで行われました。

このレクチャーコンサートでは、牧野さんの演奏を楽しめることはもちろん、作曲家、作品の背景、奏法などについて詳しく解説。専門用語などを使わずにわかりやすく解説いただけるので、誰でも気軽に楽しむことができます。
今回は「地球の音色」をテーマに、フランス人現代音楽作曲家、ヤニス・クセナキスの作品を紹介いただきました。
クセナキスは建築と数学を学び、23歳から作曲を学んだ異端の作曲家。第二次世界大戦中にナチス・ドイツのレジスタンス運動に加わり、その最中に顔面に銃弾を受け、左目を失うといった強烈な原体験持っているそう。そのため、その作風は複雑・巨大・暴力的であると牧野さんは語っています。
今回メインで紹介されたクセナキスの作品『Mikka』(1971)は、ブラウン運動をヴァイオリンの演奏で表現しています。
当時はまだこうした現象をコンピューターで表現がすることが難しく、それをヴァイオリンで表現したのだとか。楽曲の斬新さはもちろんのこと、物語や感情の表現を目的としない音楽であることも、それまでの常識を覆す大きなポイントであると牧野さんは説明してくださいました。

普段なかなか聞きなれない現代音楽ですが、何をどのような背景から表現しようとしているのかを知ると、初心者でもとても面白く楽しめることが実感できるレクチャーでした。
開設後は食事を楽しみながら交流会。楽器を演奏される方ばかりではなく、偶然牧野さんのコンサートに足を運ばれて興味を持たれた方、文化活動に関心がある方、お知り合いの紹介など、さまざまな参加者の方が楽しまれたご様子でした。

牧野さんは来春の音楽祭に向けて「現代音楽を通じて新しい価値観や考え方を地元で伝えられたら嬉しいです。また、来春の音楽祭ではヨーロッパを中心に海外からの数多くのプレイヤーが来るため、国際交流の機会としても楽しんでいただけたら」と語ってくださいました。
次回のレクチャーコンサートは11月4日(日)にCafé HOTORIで行われる予定。まだお席に余裕があるそうなので、気になる方は是非参加してみてください!
次回 レクチャーコンサート情報
https://www.junyamakino.com/lecture-concert/
牧野順也さん ウェブサイト
https://www.junyamakino.com/
牧野さんは、2014年よりドイツ・フランクフルトの現代音楽アンサンブル集団「Ensemble Modern」に定期的に在籍する他、ウクライナの首都・キエフで現代音楽祭「Kyiv Contemporary Music Days」を開催するなど、現代音楽の分野で国際的に活躍されています。
2018年8月より、来春の三島での現代音楽祭に向け、市内のさまざまな場所でレクチャーコンサートもスタート。その第三回目が、10月14日(日) 中央町のワインバー・HATERUMAで行われました。
このレクチャーコンサートでは、牧野さんの演奏を楽しめることはもちろん、作曲家、作品の背景、奏法などについて詳しく解説。専門用語などを使わずにわかりやすく解説いただけるので、誰でも気軽に楽しむことができます。
今回は「地球の音色」をテーマに、フランス人現代音楽作曲家、ヤニス・クセナキスの作品を紹介いただきました。
クセナキスは建築と数学を学び、23歳から作曲を学んだ異端の作曲家。第二次世界大戦中にナチス・ドイツのレジスタンス運動に加わり、その最中に顔面に銃弾を受け、左目を失うといった強烈な原体験持っているそう。そのため、その作風は複雑・巨大・暴力的であると牧野さんは語っています。
今回メインで紹介されたクセナキスの作品『Mikka』(1971)は、ブラウン運動をヴァイオリンの演奏で表現しています。
▼ ブラウン運動とは
気体または液体中に浮遊する微粒子が行う不規則な運動。
(引用:ブラウン運動(ブラウンうんどう)とは - コトバンク, https://kotobank.jp/word/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E9%81%8B%E5%8B%95-126008)
当時はまだこうした現象をコンピューターで表現がすることが難しく、それをヴァイオリンで表現したのだとか。楽曲の斬新さはもちろんのこと、物語や感情の表現を目的としない音楽であることも、それまでの常識を覆す大きなポイントであると牧野さんは説明してくださいました。
普段なかなか聞きなれない現代音楽ですが、何をどのような背景から表現しようとしているのかを知ると、初心者でもとても面白く楽しめることが実感できるレクチャーでした。
開設後は食事を楽しみながら交流会。楽器を演奏される方ばかりではなく、偶然牧野さんのコンサートに足を運ばれて興味を持たれた方、文化活動に関心がある方、お知り合いの紹介など、さまざまな参加者の方が楽しまれたご様子でした。
牧野さんは来春の音楽祭に向けて「現代音楽を通じて新しい価値観や考え方を地元で伝えられたら嬉しいです。また、来春の音楽祭ではヨーロッパを中心に海外からの数多くのプレイヤーが来るため、国際交流の機会としても楽しんでいただけたら」と語ってくださいました。
次回のレクチャーコンサートは11月4日(日)にCafé HOTORIで行われる予定。まだお席に余裕があるそうなので、気になる方は是非参加してみてください!
次回 レクチャーコンサート情報
https://www.junyamakino.com/lecture-concert/
牧野順也さん ウェブサイト
https://www.junyamakino.com/