（レポート）メインコンサート間近！「三島せせらぎ音楽祭　訪問コンサート」

こんな素敵なコンサートがぜひ続いてくれたら、と願わずにはいられない「三島せせらぎ音楽祭」が、今年も！開催されています。今年のメインコンサートは、2月11日（日・祝）。市民と一流の音楽家の想いが一つになる演奏会を、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。


三島に特別な想いを寄せてくださっているクラシック界のトッププレイヤーが三島に集結。メインコンサートにとどまらず、音楽クリニックや訪問コンサート等、市民が音楽とつながる時間を毎年届けてくださっているのが「三島せせらぎ音楽祭」です。

その一環である訪問コンサートが、市内５ヶ所の小学校で、現在行われています。今回は、2024年1月31日に行われた徳倉小学校での様子をレポートします。



この日は、（左から）清水華澄さん(メゾソプラノ)、隠岐彩夏さん(ソプラノ)さん、矢部達哉さん(ヴァイオリン)、服部真由子さん（ピアノ）、戸上眞里さん(ヴァイオリン)、高橋敦さん(トランペット)、山本裕康さん(チェロ)、下野竜也さん（指揮）が徳倉小学校を訪れました。



同日午前中に、坂小学校で行われた２ステージの訪問演奏会を終えられた後の訪問です。演奏家の皆さんのエネルギーには驚かされます。こちらでも２ステージで、音楽室にて５年生が、一流の音楽家の演奏を間近に聴きました。選曲は、子どもたちにも親しみやすいクラシックの名曲ばかり。



指揮と司会進行を務められたのは、下野竜也さん。その身体を使った楽しい解説の助けもあって、子供たちもあっという間に演奏に引き込まれ、終始楽しそうに、けれど集中して聴いていたのが、印象的でした。



服部真由子さんのピアノ伴奏に清水華澄さんが歌った歌劇カルメンの「ハバネラ」という曲では、清水さんが歌いながら、子どもたちや先生を踊りに誘い出し、身近な人が踊るのを見て皆大喜び。オペラの楽しさに触れる機会となりました。



この日は最後に、徳倉小学校の校歌を皆で歌うというプレゼントまでありました。
演奏も見事でしたが、子どもたちに心を寄せる演奏家の方々のおかげで、会場にいた皆の心が一つとなるような、笑顔あふれる演奏会でした。

メインコンサートがますます楽しみです。心が揺さぶられる音楽演奏を、ぜひ会場で生で体験しましょう！