2015年03月19日
ビブリオトークに参加しました【3/14開催報告】
こんにちは、すみです。
3月14日(土)に三島市立図書館で開催された、「ビブリオトーク」というイベントに参加しました。
このイベントは、「本の達人」6組がブースを持ち、それぞれがおススメする本を手にして、来場者に本の紹介をするというものです。
三島の図書館では初めて開催されるとのこと。
会はまず、2014年ビブリオバトル全国大会高校生の部優勝者の中村朱里さん(日大三島高校)による模範演技からスタート。
「ビブリオバトル」とは、2007年頃に京都大学で始まった「書評合戦」で、自分のオススメの本を5分でプレゼンテーションして、全員が終わったら「どの本が一番読みたくなったか」を投票して勝負を決めるそうです。
細かいルールがあって、公式サイトもあります。
中村さんが紹介した本は、『冷たい校舎の時は止まる』上・下(辻村深月/著・講談社)です。
とても人気のある作家さんの現代ミステリーですね。
さすがチャンピオン、優しい語り口ながら、話に引き込まれます。
その後は、生涯学習センター1階ロビーに円状に配置されたブースで、6組がオススメ本を並べて、やってきたお客さんとお話をする「トーク」の時間です。
6組のうち、作家さんが2人。
小説家の間宮緑さんと、絵本作家の江頭路子さん。
おふたりとも三島市内在中です。
『塔の中の女』(講談社)という長編幻想小説を書かれた間宮さんのオススメ本は、海外の幻想文学。
『現代イタリア幻想短篇集』 I・カルヴィーノ/著 国書刊行会
『デス博士の島その他の物語』 ジーン・ウルフ/著 浅倉久志ほか/訳 国書刊行会
『ムーミン谷の彗星』 トーベ・ヤンソン/作・絵 下村隆一/訳 講談社
江頭さんのオススメ本は、ご自身の絵本などです。
『あめふりさんぽ』 えがしらみちこ/作 講談社
『はこちゃん』 かんのゆうこ/文 江頭路子/絵 講談社
※江頭さんの『あめふりさんぽ』の原画展を図書館で開催中です!
作家さんとお話しできる、貴重な機会となりました。
残りの4組は、本好きな人々です。
チームAはZ会のK氏。
『神聖喜劇』 1~5巻 大西巨人/著 光文社
『夜と霧』 V.E.フランクル/著 霜山徳爾/訳 みすず書房
『ある明治人の記録-会津人柴五郎の遺書』 石光真人/編著 中央公論社
この選書については、ご本人のブログに詳しく書いてありました。
チームBは元学校の先生のO氏。
『折々のうた』大岡信/著 岩波書店
『停留所前の家』寺久保友哉/著 講談社
『ぼくだけのこと』森絵都/作 スギヤマカナヨ/絵 偕成社
三島ゆかりの大岡信とスギヤマカナヨ、そして寺久保友哉はO先生一押しだそうです!
(O先生から写真を頂いたので、O先生だけ写真が無くてごめんなさい…)
チームCは学校司書さんチーム。
『しごとば 東京スカイツリー』鈴木のりたけ/作 ブロンズ新社
『へんてこもりにいこうよ』たかどのほうこ/作・絵 偕成社
『妖怪アパートの幽雅な日常』1~10巻 香月日輪/著 講談社
『東京バンドワゴン』1~9巻 小路幸也/作 集英社
本好きの子供たちに読んでほしい本だそうです!
チームDはみしぶんよりすみです!
他の皆さんと比べると、全然本を読んでないな〜と申し訳ない気持ちになりつつ…。
『ファンタジア』 ブルーノ・ムナーリ/著 萱野有美/訳 みすず書房
『美術という見世物』木下直之/著 講談社
『創造都市への挑戦』 佐々木雅幸/著 岩波書店
『博物館の誕生』関秀夫/著 岩波書店
この4冊をオススメしました。
私だけ物語が無いのですが、明治の博物館や美術に関わる人々のお話は、物語のように面白いのです◎
公の場で、自分の好きな本について話すのは初めてで、きっと聞く人にも初めての経験だったのではないでしょうか。
自分の趣味や考えについて聞いていただける経験にもなり、とても勉強になりました。
今後もいろんな方が本を紹介してくださるような機会として定着するといいですね!
知らない世界への扉が開きます。
三島市立図書館ビブリオトーク
日時:2015年3月14日(土) 午後1時~午後3時
会場:三島市民生涯学習センター1階 ロビー
内容:出展者ごとにおすすめ本の紹介
*参加費用無料、参加申し込み不要。
3月14日(土)に三島市立図書館で開催された、「ビブリオトーク」というイベントに参加しました。
このイベントは、「本の達人」6組がブースを持ち、それぞれがおススメする本を手にして、来場者に本の紹介をするというものです。
三島の図書館では初めて開催されるとのこと。
会はまず、2014年ビブリオバトル全国大会高校生の部優勝者の中村朱里さん(日大三島高校)による模範演技からスタート。
「ビブリオバトル」とは、2007年頃に京都大学で始まった「書評合戦」で、自分のオススメの本を5分でプレゼンテーションして、全員が終わったら「どの本が一番読みたくなったか」を投票して勝負を決めるそうです。
細かいルールがあって、公式サイトもあります。
中村さんが紹介した本は、『冷たい校舎の時は止まる』上・下(辻村深月/著・講談社)です。
とても人気のある作家さんの現代ミステリーですね。
さすがチャンピオン、優しい語り口ながら、話に引き込まれます。
その後は、生涯学習センター1階ロビーに円状に配置されたブースで、6組がオススメ本を並べて、やってきたお客さんとお話をする「トーク」の時間です。
6組のうち、作家さんが2人。
小説家の間宮緑さんと、絵本作家の江頭路子さん。
おふたりとも三島市内在中です。
『塔の中の女』(講談社)という長編幻想小説を書かれた間宮さんのオススメ本は、海外の幻想文学。
『現代イタリア幻想短篇集』 I・カルヴィーノ/著 国書刊行会
『デス博士の島その他の物語』 ジーン・ウルフ/著 浅倉久志ほか/訳 国書刊行会
『ムーミン谷の彗星』 トーベ・ヤンソン/作・絵 下村隆一/訳 講談社
江頭さんのオススメ本は、ご自身の絵本などです。
『あめふりさんぽ』 えがしらみちこ/作 講談社
『はこちゃん』 かんのゆうこ/文 江頭路子/絵 講談社
※江頭さんの『あめふりさんぽ』の原画展を図書館で開催中です!
作家さんとお話しできる、貴重な機会となりました。
残りの4組は、本好きな人々です。
チームAはZ会のK氏。
『神聖喜劇』 1~5巻 大西巨人/著 光文社
『夜と霧』 V.E.フランクル/著 霜山徳爾/訳 みすず書房
『ある明治人の記録-会津人柴五郎の遺書』 石光真人/編著 中央公論社
この選書については、ご本人のブログに詳しく書いてありました。
チームBは元学校の先生のO氏。
『折々のうた』大岡信/著 岩波書店
『停留所前の家』寺久保友哉/著 講談社
『ぼくだけのこと』森絵都/作 スギヤマカナヨ/絵 偕成社
三島ゆかりの大岡信とスギヤマカナヨ、そして寺久保友哉はO先生一押しだそうです!
(O先生から写真を頂いたので、O先生だけ写真が無くてごめんなさい…)
チームCは学校司書さんチーム。
『しごとば 東京スカイツリー』鈴木のりたけ/作 ブロンズ新社
『へんてこもりにいこうよ』たかどのほうこ/作・絵 偕成社
『妖怪アパートの幽雅な日常』1~10巻 香月日輪/著 講談社
『東京バンドワゴン』1~9巻 小路幸也/作 集英社
本好きの子供たちに読んでほしい本だそうです!
チームDはみしぶんよりすみです!
他の皆さんと比べると、全然本を読んでないな〜と申し訳ない気持ちになりつつ…。
『ファンタジア』 ブルーノ・ムナーリ/著 萱野有美/訳 みすず書房
『美術という見世物』木下直之/著 講談社
『創造都市への挑戦』 佐々木雅幸/著 岩波書店
『博物館の誕生』関秀夫/著 岩波書店
この4冊をオススメしました。
私だけ物語が無いのですが、明治の博物館や美術に関わる人々のお話は、物語のように面白いのです◎
公の場で、自分の好きな本について話すのは初めてで、きっと聞く人にも初めての経験だったのではないでしょうか。
自分の趣味や考えについて聞いていただける経験にもなり、とても勉強になりました。
今後もいろんな方が本を紹介してくださるような機会として定着するといいですね!
知らない世界への扉が開きます。
三島市立図書館ビブリオトーク
日時:2015年3月14日(土) 午後1時~午後3時
会場:三島市民生涯学習センター1階 ロビー
内容:出展者ごとにおすすめ本の紹介
*参加費用無料、参加申し込み不要。